うーん?

そういえば昨日は「インフルエンザ予防でワクチンを接種」する? しない・・・?でしたが、その予防と言えば「ワクチン」だけでなく「インフルエンザ予防対策」として効果あり・・・? なんて言う記事が出てブームになった事がありましたよね?
それは確か乳酸菌を配合した「R-1ヨーグルト」でしたよね!  このヨーグルトを給食で出していた学校で、インフルエンザが流行した2012年でしたか、その地域のほかの学校では沢山の生徒がインフルエンザにかかりお休みする中、この「ヨーグルト」を給食で出していた学校だけがインフルエンザにかかった生徒さんが少なかった! とかで話題になり一時は品切れなんて事にもなりました・・・!
それ以来インフルエンザ対策で「乳酸菌=ヨーグルト」を食べるという事もブームになったように・・・?  さらにはそれからこの乳酸菌が脚光を浴び、いろんな種類のヨーグルトが出てきたように・・・、それが今でも続いていて、テレビや新聞、雑誌などで紹介され、また今ではその良いとされている乳酸菌が住んでいる腸内で作る「腸内フローラ」とかの言葉も良く聞かれるようになりました!
「腸内フローラ」って? ですが、ようは我々の腸内に生息している多種多様な細菌は、それぞれが種類ごとにグループを作り、まとまっており、それを顕微鏡で見てみると、丁度まるで植物が群生している「お花畑」の様に見えることからそのように言われるようになっているらしいです!
でも、この「腸内フローラ」」ですが必ずしもこれだから健康で、その形が違うから不健康というものでなく、なんと個人個人みーんな違うのだそうです!  もともと人はお母さんのお腹にいる時には無菌ですが、生まれてくる瞬間から身体に着く細菌や口から入る食べ物からの細菌とドンドンと増え、それがまず第一関門の胃で胃酸による攻撃で減り、さらに腸にたどり着いてもなかなか住みつけずに増えることが出来ず、なんて苦難を乗り越えて少しづつ同じ仲間が増え、そしてグループが作られてくるのだそうです、そしてその数はと言うと? なんと1千種類とも3万種類ともいい100兆個~一千兆個もの細菌がいるといいます!  えーっ?ですよね、汚いのか何なのかわからん?
でも、この腸内細菌がいるからこそ人が消化できない成分も、この細菌が分解をしてくれ人の栄養になり、また免疫などにも関係しているといいます、ですからこれがないと我々の健康の維持はできないほどなのですよ!  それを汚い・・・!何ていえませんよね?
この「腸内細菌叢=腸内フローラ」ですが我々ひとの「肥満、動脈硬化、関節リウマチ、アレルギー、糖尿病、喘息、大腸がん、肝硬変、自閉症、肝臓がん、など等」ともかくいろんな病気ともかかわっているそうです!  確かこの「腸内フローラ」が病気の原因になりうるという証明に、人の便を健康な無菌マウスに移植すると、太った方の物だと同じように太り、痩せた方の物だと太ることはなかったという事です!
そして現在では健康の人の便を炎症性の腸の病気や糖尿病、ガンなどいろんな病気の方に移植する臨床研究もおこなわれているといいます!
では、病気にならない様な腸内細菌を見つけ、そしてその「腸内細菌叢=腸内フローラ」を作り移植すればよいのでしょうが、ところがドッコイで、先ほど言いましたようにそれぞれ個人によりその細菌の種類や組み合わせ、その割合も違うために、これならば絶対「健康」で「不老不死?」なんてわけにはいかないそうです!
ですから一概になんでも「乳酸菌=ヨーグルト」を食べていれば「健康」と言う物ではない様です、何か目的があり食べるのであれば、よーくそのヨーグルトがなにを改善するかを確認してからが良いでしょう?  
例えば今回の様に「インフルエンザの予防」という事であれば「R-1」と言うように!  そんな私、そういえばしばらく以前から「ヨーグルト」食べておりました!  うーん、目的・・・?
うーん、インフルエンザは、まずひかないし!  「健康」かな・・・?
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