「収穫祭」

みなさま昨日は如何でしたか? と言われても?ですよね・・・!   昨日15日は今年の「仲秋の名月」満月?だったのですよ・・・
私は見れましたよ! と言っても雲のかかったほんの隙間からでしたが・・・、みなさまのお住まいのところでは如何でしたか?
でも何故に? 満月の時はひと月に1回はあるし、月によっては2回なんて時もありますがなんでこの9月のお月さまだけ「仲秋の・・・」なんて名前が付いているのでしょうかねー?
それは丁度旧暦の8月15日のお月さまの事でこの時期は夏の作物の収穫もほぼ終わり、残った稲刈りをするまでの間の手の空いた時期で、そのイネの豊作を祈りお祭りをいていたのが始まりとかになっているそうです!
「お月見」と言えばお団子やススキ、サトイモ、枝豆、クリなどをお供えしてお月さまを眺めるなんてなかなか風流な事ですが、もともとはこれも貴族たちの遊びのようなものだったそうです、記録されている最初にこの宴を開いたのは、909年に醍醐天皇がと記されているそうです! すごいですよね1100年以上前の事ですよ?  「お月見」がすごいのでなく記されて残ってそれが分かるのがすごい・・・
ただ今では昨日の「十五夜」だけをお祝いすることが多くなっておりますが、古来日本での「お月見」と言うのは2度行う事が風習になっていたそうです、「十五夜」だけお祝いすることは「片月見」と言われ忌み嫌われていたそうです、ですから「十五夜」のお月見をした時にはその一ヵ月あと旧暦9月13日の「十三夜」このお月見を必ず行うと言うのが正しいのだそうです!
今はなかなか事情により縁側なんてあるお家の方が少ないくらいですから、ベランダにとかお部屋の窓際に先ほどの月見団子などを飾りでしょうが、私の小さなときは現代の様に高ーい建物などありませんでしたし、結構どこのお家にも縁側がありそこの飾ってありました!  そしてそんな飾ってあるお団子などを竹の先を削ったり、釘などを付けた槍のような物を作りそのお団子を刺しに行きました!
あれってその頃はわざと子供にもっていきやすいように置いてあったりしたように、またなんでか覚えていませんがそのお団子を取りに行ったお家で他のお菓子や果物などを頂いて来ていたように思います?  あれってこれから行われるケルト人が起源と言われる「トリック・オア・トリート」でしたっけ? 「お菓子をくれないと、いたずらをしちゃうぞ!」と言う「ハロウィン!」あれに似ていません・・・?
確かあれも「収穫祭」でしたよね?  意外やこの「仲秋の名月」の「お月見」は日本のハロウィンだった・・・?
でも、今のお子様は塾が忙しくそんな事・・・!でしょうし、遊びでも取った?盗んだ?もの、ましてや良ーく分からない物を口に入れるなんて?と言って叱られそうですし、また今の時代子供でも夜そんな長い物騒な物を持って数人でウロチョロしていると、職質? 危ないアブナイですよね? 
そうに思うと私が小さなときの方がなーんか?穏やかでしたかね?   すでに「十五夜」は終わってしまいましたので、せめて来月の「十三夜」でご自分のお家のお月見団子で・・・!如何ですか?   でもそれも昨日の「十五夜」を忘れた時には「片月見」になり、あまりよくないのでしょうか・・・?   だったらこの際、「十三夜」と翌月10月31日の「ハロウィン」と組み合わせて見ては・・・?   おなじ「収穫祭」だし!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!