今日は「時の記念日」ですよ! ご存知でしたか、みなさま? 私の小さなときにも、特にこの記念日ではなかったと思いますが、何かにつけグズグズしていると母親に「時は金なり」とか、「時間は待ってくれない!」とか言われておりました!
そんな「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善と合理化を図ろう」と言う呼びかけで1920年に現在の国立天文台と文科省の外郭団体である「財団法人の生活改善同盟会」というところにより制定されたそうです、時間の大切さを尊重する意識を広めるために設けられた記念日で、法定された「国民の祝日」でないのでお休みではない! ざんねーん! これが祝日になっていればこの6月も祝日ゼロではなかったのに、ですね!
制定されたのは1920年とそれほど古くは無いですが? 今日の10日に決まったのは古く「天智天皇」の時代までさかのぼり、それまで時間を計るために使われていた「日時計」に変わり、天皇が日本で始めて設置した「水時計=漏刻(ろうこく)」が時を刻み鐘を打ち鳴らしたのが今日6月10日だったそうで、ホント・・・?でしょうか? ホントです、このことが「日本書紀」にきちんと書かれているそうです! お疑いのみなさまは調べてみて下さい! 私はまっイッカ―で・・・!
それまで使われていた「日時計」は当然夜には使えなく、不便をしていたそうで、この「水時計」になり一日中正確に時間を確認することが出来るようになり、非常に便利になり、重宝されたそうです!
「時の記念日」が制定されたのが1920年(大正9年)という事ですから、それほど古くはない話しですが、現在では勤勉な日本人とか時間にきっちりと言う日本人の印象ですが、それまでは意外と時間にはルーズだったのでしょうかね?
先に書きましたが、これが制定されたのが「時間を守り、欧米並みに生活の改善、、合理化・・・」という事ですから! もっとも現在の様に福島県の「おおたかどや山標準電波送信所」から40kHzの電波が発信されていて、どこにいても正確な時間が分かる時代ではありませんでしたから、もっとゆっくりと流れていたのかもしれません・・・?
私は夏などに腕に巻かれているあの「腕時計」が鬱陶しいもので、もー、ここ数年前からしていないのですが、唯一する時にはダイビングするときくらいで、他の時はスマホで確認・・・! また今やスマホすら持っていなくてもどこかに時計がありますから、知ろうとしなくても分かってしまう時代、チョット前のゼンマイ式や懐中時計などが人気あるのも分かるような気になります!
私も父親が週に一度、お休みの日曜の夜に脚立に上がりゼンマイを撒く柱時計を今でも大事に使っております、ゼンマイ式なので週に一度は巻かないと止まってしまう、そして正時と半に打つ、あの「ボン、ボーン!」と言う音が何とも言えないです!
でも、そんな「ボン、ボーン!」に浸っていると今の時代置いてきぼりに・・・? 「時は金なり!」ですから! みなさまはこの「金」をなんとお読みになりますか? もちろん一般には「カネ!」ですよね? いいえ私は「時はきんなり!」と・・・!
いずれにしても過ぎた時間は戻らないですから、過ぎた時間の楽しい事を思い出として、これからの大切な時間を有意義に使いましょう! 「時は金なり!」
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!