JMAT!

現在も余震が続いている「九州熊本」の地震ですが最初の地震発生が4月14日で丁度昨日で一ヵ月を迎えました、一時に比べるとライフラインも開通して最近ではデパートなども営業を開始するなど徐々にではありりますが少しづつ復興は行われているようです、しかし熊本、大分両県でいまだに一万人を越える方が避難生活を送り、今だに続く揺れにより、お家に入れずに車の中での生活を余儀なくされている方も沢山いらっしゃる様です!
そんな今回の災害などの時に発生した後、おおむね48時間以内に現場に急行するのが「災害派遣医療チーム(DMAT)」と呼ばれる専門的な訓練を受けた医師、看護師、救急救命士や臨床検査技師、理学療法士、放射線技師などの方で構成されるチームですが、この中にもちろん「薬剤師」も入るのですよ!  ご存知でしたか?
厚生労働省による日本DMATの発足は2005年でその頃の人数は約300人ほどだったのですが、2014年には9,000人になっているそうです、それとは別に各都道府県DMATは2004年にまず東京DMATが発足し2006年に大阪で出来、そのほかの県でも配備が行われているそうです、また横浜市は県とは別に平成20年3月に「YMAT」と呼ばれる組織が市内5病院によって運用されております!
そしてこのDMATは災害が起きた後ほぼ72時間を経過すると急性期の患者様も落ち着いてくると言うことから、徐々に被災地からの撤退を始めるのですが、今回のように被災地の医療体制が回復しない時にはその後にそれを引き継ぐ形で日本医師会が統括する「日本医師会災害医療チーム=JMAT」が派遣されるわけなのです!
今回は日本医師会からの要請で横浜市医師会のJMATの一員として先週から「サン薬局」のスタッフ1名が熊本に派遣出動しております!  今のところ派遣先からの連絡は仕事が忙しい為なかなか取れていないのですが、詳しくはまた帰り次第報告いたします、これからもこのJMATは続くと思われますので、今後も出来る限りご協力をしたいと思っております!
もちろんこのような出動するような災害が起きて欲しくないのですが、今までの様にお店にいてお薬を扱っているでけでなく、いざという時には我々「薬局薬剤師」もこのようなお仕事もしております!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!