今日は明け方から強い南風?だったと思うのですが多分で、まだ寝ている時の風の音で目が覚めるほどでした! お昼頃には止むのかと思っていましたが止む何処ではなく時々パラパラと雨も・・・!結局そのまま夜になっても止むことはなく一日吹いておりました!
これは日本海側に低気圧があり、そこに向かっての湿った南風が・・・、で気温も高く蒸し暑い、昼間は暑いと部屋の窓を開ければ風が強く、結局早々とエアコンのお世話になっておりました!
と言っても今日は午前中は現場に出ておりましたから部屋と言ってもお店ですが、おかげでお店に寄って頂くお客様からは「はー、外が蒸し暑いからホッとするわ!」と喜ばれて頂きました! 五月は五月晴れとか言われ、これから来る「梅雨」の前の過ごしやす月かと思うと・・・、やはりこれも温暖化の影響なのでしょうか?
でも、過ごしやすい五月と言いますが、今日も現場に出ていると多く目立ったのはやはり喘息のような咳の患者さんが多かったです、以前より年間で一番喘息の方が多いい時はやはり暖かな春から寒い冬に変わる9月~10月が一番でその次は丁度いまこの時期の4月~5月なのです!
しばらく以前ですと、それこそひどい方はあの息をするとヒューヒューやゼイゼイする苦しそうな「喘鳴」に見舞われ、傍で見ていても見ている方も息苦しくなるような症状の方が多かったのですが、最近はお薬も良くなったせいもあるのでしょうか? そんな苦しそうと言う方も随分と少なくなってきております! それでも中には一晩中寝れなかったと言う方もいらっしゃいます!
喘息には二種類の形があり、まずアレルギーを持つ方のアトピー型とアレルギーを持たない非アレルギー型が、ですからアレルギーの時期の秋頃やまた反対に、丁度先月頃に終わったと思われる春のスギやヒノキの花粉症などからのつながりで今頃が喘息の最盛期に・・・!
もちろん、アレルギーだけでなく気温の変化や暑い時期から寒い時期に変わる時、また朝晩の冷え込みが強くなる時、そして今日のような蒸し暑く気圧の変化も喘息を起こす原因になるとも言われております、先ほども言いましたが、発作が出ると横になっている方が苦しく、起きあがっている方が楽な姿勢なので、一晩中横になれず壁などによっかかって朝を迎える事も!
さらに悪いのは自律神経の交感神経と副交感神経の関係で、夜に優位になる副交感神経、これにより気管支が緊張して細くなり発作が起きてしまう、その時間が丁度夜中と朝方の4時から5時頃なのです!
今まで何ともなかった方が急にゼイゼイ苦しそうに、特にお子様ですと激しい運動の後や夢中で走った後などになんて、みなさまの中にもいらっしゃるのでは? 今は治療の為の続けて使う吸入剤も非常に良くなりきちんと使っているとほとんど出ないなんて方は沢山いらっしゃいます、是非最近発作ほどでないがなんとなく喉にタンが絡んで、ゼコゼコしている? 子供のころに喘息をして苦しんだことが・・・? なんて心当たりの方は早めにかかりつけの病院に行ってみて下さい、きっと今の時期苦しまずにすむと思いますから!
今回の低気圧が過ぎてお天気になっても、その後にまた低気圧が来るようですから安心なさらずに早めに治療を・・・、そしてそれほどでないと言うみなさまも気温の変化や夜の蒸し暑さなどでつい布団をちゃんとかけずに「風邪」をなんて言うのも危険! その風邪がきっかけになりなんて事にもなります、どうぞこの不順で変わりやすいお天気の中、どうぞ体調管理をきちんとなさって下さいね!
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