どっちもどっち!

今日の新聞にも出ておりましたが、最近朝のニュースでも取り上げられた「液体ミルク」! これが今結構話題になっておりますね、もちろん今月に起きた「熊本」の地震で、今までも治まっておらず、震度1以上の物だけでも千回以上も起きているそうです!
その中で今回九州新幹線も復旧が行われ、お水や食料等が割と十分に届いているらしいですが、その食糧ですが小さなお子様から大人、お年寄りまで特に食べるものも贅沢を言わなければ、ほぼ同じような物で良いですが、ところが「赤ちゃん」は・・・?
そうなのですよ、考えてみれば確かに生まれたときから半年ほどは「母乳」か「粉ミルク」ですよね、もちろん六ヶ月を過ぎ離乳食が始まってもそれは食べるための訓練で、栄養はまだミルクからですから! でも、今回の地震と言う災害でみなさま取るものもとりあえずで・・・、運よく大事な「粉ミルク」持ち出したのは良いが、それを溶かすのには「お湯が」素になる「お水」は・・・?
地震により一日または二日は今回の様にライフラインも切れてしまっている時にどうします? という事ですよね! この問題は阪神・淡路大震災の時に同じような事で困った方を中心にお湯を必要としない、今回も取り上げられている「乳児用液体ミルク=液体ミルク」をと言われていたそうです!
そうなのです、私も初めて知ったのですが乳児用ミルク、これもちろん乳児が母乳の代わりとして栄養成分を調整してあるミルクの事ですが、その調整された「ミルク」今国内では粉状の物しかありませんが、実はもう一つ「液体状」の物が有るのです!
この液体ミルクですが、欧米では一般的に販売されているそうで、溶かすお湯が必要がないという事で出先や、旅行などでは非常に重宝するそうです! 日本では無いと言いましたが、実は乳児用の「調整豆乳」と言う液体ミルクがただ一つあるそうですが、これは大豆ですから牛乳を主成分としての製造されている物はなく、流通もしていな!
この「液体ミルク」が何故?と言うとこれは液体のままパックになっており、温める必要がなくそのまま常温で赤ちゃんに飲ますことが出来る! と言うミルクで、紙のパックやペットボトルに無菌状態で密封され、常温で半年から1年も保管が出来ると言う物だそうです!
今回も熊本の地震に、つい先日「日本フィンランド友好議員連盟」を通じてフィンランドから五千パックも届けられたそうです、もともと日本ではこのミルクは許可はしていないので、厚労省は今回は救援物資として特例で認めたという事ですが、地元では非常に助かると言う声が多く、またこれを機会に日本での解禁を求める声が大きくなっているそうです!
こんなになんでもある日本国内で、こんな便利でいざと言う時に助かる物が「何故?」と言うと、日本では食品衛生法にこの「液体ミルク」についての規格基準がないため製造販売が出来ないそうです!
でも、この「規格基準」ですがこれ国もメーカーもどっちもどっちの堂々巡りで製造会社は厚生労働省に規格基準がないから出来ないと言うのが理由ですが、厚労省はこの規格基準が出来ないのは、製造会社からの資料等の提供がないから出来ない! てー、どっちもどっち・・・?
厚労省では「液体は微生物が繁殖しやすく、常温保存なので一つ間違えば危険、安全性が・・・?」とおっしゃるそうです!
でも、大事な国の宝、「赤ちゃん」の唯一の食べ物! 安全性が!なんて言っているなら「安全」に使う事が出来るように「規格基準」を早急に作るのが・・・!  まだまだ治まっていない今回の地震、さらに怖いことが起きないように、でも起きたときの為にも・・・!   是非!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!