電車に乗り、下りたホームや改札を出るとなんとなく漂うあの香り、つい誘われませんか? と、いえば・・・? そうですカレー屋さん!ではなく駅そば「立ち食い屋さん」でしょ!
以前と言うか学生の頃は実習などで遅くなったりしたときには家に帰るのに1時間以上かかったので、つい小腹がすいたという時には、よく家に帰る前にチョットと言うのはよくやりましたが、ここの所まず入ることは無くなっておりました、が久しぶりにお昼にチョット・・・! 私が利用していた時とちっとも変わりないのですね! まー、変わったと言うところは、まず食券を買うくらいですか、あー、後は一杯の値段ですかね・・・!
でも、ほかは変わらずで、もちろんお客様は立っている、カウンターを境におばちゃんが3人でお蕎麦を茹で、どんぶりに入れてネギを少々、最後におつゆを入れて「ハイ、どうぞ!」 うーん!変わらん・・・
でも、子供のころは食事をするときには座ってと教わりましたよね? 確かに小さなころは「お行儀が悪い」などと言われていたようにも思いますが、でも一般には立って食べるのは普通いけないですが、この立ち食いソバや立ち飲みなどはコレ別ですかね? 今や若者が利用するお店にも高い背のテーブルを囲んで、みんなで立っていただくオシャレなビール専門店や、イタリアンなどのお店も出て来ているようですからコレもありの世界に・・・!
でも、この元祖「立ち食いソバ」ですが、ある調査によると「好きか嫌いか」と聞いたところ、どちらが多かったと思いますか? なんと「好き」と答えたのは全体の38%だったとか6割以上の方が「嫌い」と答えたそうです!
その理由にはやはり「行儀が悪い」と言う意見が結構あったようで、やはり小さなころに教わったことが身についてしまっているのでしょうか?ちなみに他には「落ち着かない、すわって食べたい、入りずらい、清潔なイメージがない」なんて意見も! 反対に「好き」と言う理由には、なんたって「早い、安い」で、「小腹を満たす」そう、そう!「ダラダラと食べていなく良い」と言う意見も!
そして利用するお店は「おそば屋、うどん、ラーメン、居酒屋さん」の順で、そのほとんどが「駅のホームまたは駅構内」だったそうです! みなさまはご利用したことはありますか?
ところが先日の新聞によるとその「駅そば」のお店が入れ替えと言うか、昔ながらのお店が無くなっているそうです!
その原因はもともとこの「駅そば=立ち食いソバ屋さん」は地元の駅弁会社が出店していたのと、旧国鉄が余剰の人の対策として展開したお店、と言うのがほとんどだったそうです、ところがここに来て駅弁事業の不振や経営者の方の高齢化で撤退したり、旧国鉄のJRグループも事業の再編などで他のグループ大手にまとめていたりと言うのがあるそうです、また駅の近くにも安い飲食店が増えたりコンビニの24時間が有ったりとなかなか経営も厳しくなっているそうです!
でも、その反面続けているお店は、駅そばの魅力を絶やさないように「おそばの上にから揚げをドカンと乗せたり」地域のお店のおつゆの味を変えたり、のど越しの良い麺を使ったりと、駅ごとの個性を出せるように工夫しているという事です!
町の中のお蕎麦屋さんと言うのも少なくなっているような時代、日本そばならばどこどこの「駅そば」、なんて言うくらいに旨いそばが近くにあるといいですよね! と言って私もほーんと何十年ぶりですから・・・!
でも、このお蕎麦はラーメンなどの他の麺類に比べ身体の為には良いのですよ、お蕎麦に含まれる「ルチン」は血液をきれいにして、血圧を下げる!さらには糖尿病になりにくくしたり、心臓病の予防や物忘れを防いだりと、こりゃーこれからの私にはピッタリでは・・・!
しかし、その「お蕎麦」に含まれる成分は茹でるときに溶け出てしまうので、出来れば「蕎麦湯」も頂くのが良いのですが! うーん!立ち食いソバの駅そばで「そば湯」?出ましたっけ? うーん、コレざんねーん!かな? 折角ですから勇気を出して言ってみましょうよ、「健康の為にそば湯いただけませんか?」と・・・!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!