鬼は外?内?

今日は? と来ればもちろん2月3日「節分」ですよね!  この「節分」字のごとく「季節を分ける」という事を意味しており、各季節の始まりの日「立春、立夏、立秋、立冬」の前日の事を言っていたのが、江戸時代以降は特に「立春」の前日を指すようになったと言い、またこのころが寒さのピークともいわれております!
そして「鬼は外、福は内」と声に出しながら福豆を撒いて、その豆を年の数か一つ多く食べ厄除けをするのが習慣ですが、みなさまのお家では如何ですか?  そんな「豆まき行事」いたしますか?
私は毎年、時間はその時によりますがちゃんと行いますよ! 確か小さなころから両親と言っても父親は仕事で帰りが遅かったので、母親と兄弟でわいわい言いながらまいた記憶がありますが、でも最近はそんな声も聞きませんよね?
今日もですが、スーパーなどに行くと、どこでも山のように福豆を売っているのに、そしてみなさま結構買っていくのに、聞こえませんねー?  面倒なのでしょうか、それともちょっと恥ずかしい?  確かにちょっと恥ずかしい!  どこからも聞こえてこないのですから、昔のようにいろんなお家から聞こえて来ていれば、みんなに乗っかってで良いのでしょうが・・・?
いいのですか?豆まきをしないと「鬼」が集まって来てしまいますよ!  古来より、この季節の変わり目に邪気、要は「鬼」が出てくると言われておりますから!
もともと鬼を退治するのに何故に「マメ」なのかと言うと、豆「穀物」には生命力と魔よけの力が備わっていると言う言い伝えから、その語呂合わせのように「魔目=まめ」を鬼の目に投げつけて鬼を滅す「魔滅=マメ」に通じる、と言うところから鬼に豆をぶつけることにより「邪気」を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いなのです!
ですから「豆」=「鬼うち豆」でないとだめなのです、最近は並んでいるものを見ると、豆でもお砂糖が絡んでいるものや、ピーナツのようなものも見かけたことがありますが、ダメなんです・・・! 純粋の物でないと・・・!
しかし、中には「鬼は外!」ではなく「鬼は内」または「鬼も内」としている所もあり、それは「鬼」を祭神としたり神の使いとしている神社や、また方除けの寺社などでも「外」でなく「内」としている所もあるようです!  という事はこういう神社や寺社は鬼の駆け込み場所に・・・!  という事は今日あたりはこんなお寺や神社では、よっぴーて鬼の酒盛り・・・?  今日はかえってこういったところの方がご利益があるかも?  ただし、「こぶとりじいさん」ではないですが上手に踊れて、そして鬼を楽しませないといけませんがね?  
どうです、自信のある方は近くのお寺か神社、探してみては? 特にこれから受験の方は如何・・・?  でも反対だと・・・?
私の家の近くでも準備万端で櫓もできておりましたが、ここは残念ながら「鬼は外」らしいです・・・!
やはり一生懸命に努力して、そして「神様、仏様」の方が良いかも・・・?   ならば、恥ずかしがらずに「鬼は外、福は内」と大きな声で・・・!  「無病息災、サクラサク」です!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!