今日の新聞に出ておりました「国立感染症研究所」からの発表で今季のインフルエンザの流行が遅れていると、例年で有れば11月の下旬から12月にかけ流行期に入るのが、今季は14日から20日までの一週間で全国五千カ所の定点医療機関からの報告によるとインフルエンザに罹った患者様は一か所あたり0.46人と流行開始の目安である一人に至っていないと・・・!
現在の所、1人を越えているのは「秋田県、北海道、新潟県、福島県、沖縄県」の5件のみとのことでした! という事は今年はインフルエンザなし・・・?
いいえ、まさかねー、そんなことは無いでしょう! なんでもこの大晦日からお正月にかけ、特に元旦からは結構冷え込むとかの予報が出ております、なんたって気温が冷えて乾燥するのが一つの条件ですから、大晦日からお正月と「飲んで、飲んで」ばっかりだと、そんな時にインフルエンザのウィルスが付け込んできますから、くれぐれも体調の管理と、もちろん手洗い、うがいは忘れずにですよ!
「感染研」の発表でも「流行期入りは年明けに・・・」と言っておりますから、来ることは来る、きっと来るです! 丁度、今は学校なども冬のお休みに入っておりますが、それが開ける7日あたりからなんて危険かも・・・?
サン薬局の支店でも先週一週間の中では全12支店でたったの2人いらしただけでした、それもお一人はA型でもうお一人はB型と違っておりまして、でもお二人ともにワクチンをしているせいか熱もそれほどでなく元気そのものでしたよ! 他にも熱が高くこれインフル?と思い慌てて、小児科の先生に診て頂いたら、検査では「-」でホッと言うより、なんとなく残念!と言う方も何人かはいらっしゃいました!
じゃー、その「インフルエンザ」と「風邪」の違いは? と言うと、もちろんこれ症状も原因も全く違い、「風邪」はのどの痛み、鼻水、咳などの症状のどちらかというと呼吸器の物が多く、まれに頭痛や発熱なんて事も有りますが!
それと違い「インフルエンザ」は「インフルエンザウィルス」により感染することで起きる物で、風邪に比べ急に起きることが多く、その症状も重い・・・!
「インフルエンザ」にかかると、その潜伏期間は1~5日でその後に急の発熱、それも38度越えの物が多く、筋肉痛などを伴うこともよくあります、健康な人であればその熱などは3日~7日ほどで回復すのですが、中には気管支炎や肺炎を起こしたり、重症になると脳炎や心不全なんて事になる場合もあるので、ほって置けば治るとかでなく急の熱などでヒョットして「インフルエンザ?」なんて事の時には、横浜市では各区に医師会の休日診療所と言う物が大晦日でもお正月でも開いているので、早めに診察を受けて下さいね!
如何に流行っていないと言っても、今日もデパートの中や、ショッピングセンターの中、銀行などはえらい人でごった返しておりました、確かに日中は意外と暖かですが、乾燥は十分にしております、こんな時ですよインフルのウィルスが空気中に漂い出すのは、インフルエンザは飛沫感染と言って、クシャミや咳などでとんで「唾液や鼻水」これが小さな水滴となり飛び散ることで他の人にうつり、その感染力は強いのでこれからの時期は外出には念のために「マスク」をしましょう!
折角のお休み、用意も万全というのに、肝心な「大晦日、お正月」が寝正月にならない様に、外に出る時だけでなく、お家にいる時も出来れば湿度は50%以上あるとそりゃー、最高ですね・・・!
忙しい、忙しいでホッとして時に・・・! みなさま充分注意して、良い年をお迎えしてくださいね!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!