まず、チェック!

ほーら、やっぱりあっという間にきました! 今年も残すところ11日に明後日は「天皇誕生日」で祭日ですから正味10日もないのでは?  そして今日は月曜日で残すとこ少ない日に、無理やりの様に相変わらず「忘年会」と言う飲み会が・・・!
みなさまも同じようですか? そう言えば今週は「クリスマス会」なるものが行われるのでしょうか?  という事はそこでも「飲む?」  そんな毎日のように「飲む、のむ、呑む・・・」と続け、さらにはそのままにお正月に突入ですから、そりゃー、身体もくたびれる・・・!  特に、胃腸はね・・・?
そんな年末年始の飲み過ぎ食べ過ぎで起こりやすいのが「逆流性食道炎」!  もちろん飲み過ぎや食べ過ぎは原因ですし、また宴会の料理が脂っこいお料理が多い事も・・・、そうすると起きるのが「ゲップ」、これの回数が増え、胸のあたりがチリチリと焼けるように熱い感じが出てくる!  もー、そんな症状が出てきてませんか?
食道の下の方で胃と繋がっている所が緩んでしまい、胃の中の「胃酸」が食道へ逆流して起きる症状ですが、もともと食道は胃と違い胃酸には弱く、その食道が長い時間胃酸にさらされていると、食道の粘膜に炎症が起き、ただれ、当然「胸焼け」だったり「お口の中に苦いような酸っぱいような感じ」がしてくる、これが「逆流性食道炎」です!
普段であれば、食事をしたときには食べた物は食道の蠕動運動により、食道より胃の方に食べた物は送られるので逆流が起きないのですが、この暮れのような宴会の脂っこい食事やアルコールは胃酸の分泌を促進させる働きが有り、さらにこれらにより食道の下の方の緩みも出やすくなる・・・
またアルコールを飲んでいるので食べ物を口に入れるスピードも早くなり、「早食い」になると空気を沢山飲み込む、すると、その飲みこんだ空気を外に出すためにそれが「ゲップ」になる、そしてここでも、その「ゲップ」をするときには飲みこんだ空気と一緒に「胃酸」も食道を上がって行くようになる!
また食事をした後に消化を助けるため!とか言いながらついソファーや畳の上にゴロンと!  するとこれが良いどころか悪い、そうです、横になると当然口から食道、胃と一直線になる、すると当然「胃酸」は食道の方にも流れて行ってしまい、ここでもただれてしまう!
以前は今と違い食べて横になると「うし」になると言われ、叱られましたよね?  確かに右を下にすると胃で消化された物は腸の方に入りやすくなるとは言われていましたが、お行儀が悪いのではと思っていましたがやはりね?  お行儀だけでなく、食道の壁がただれてきてしまう、特に現代人は食べ物のせいか、ストレスなのか?胃と食道の繋がる所の働きが弱いとも言われれいるので、食後でなくても、食べてしばらくして夜寝ている間にも、胃酸が食道に入りこみやすくなっているとも言われます、ですから朝起きるとなぜか胸の所がムカムカするとか、のどが焼ける様な感じになっているなんて言う方もいらっしゃいます!
私もそうなのですが、夜の食事をダラダラとして寝るまでの時間が短すぎたりすると起きやすいとも言いますので、もしもそのような症状が始まっている方は、生活習慣を見直したり、また夕食が終わり寝るまでの時間を3時間ほど開けるのが良いと言われます、またどうしてもそれほどの時間が開かない時は、少し上半身を高くして寝るのも予防の一つと言われます!
また太り過ぎは常にお腹を圧迫している状態なので「逆流性」は起きやすく、タバコも食道の下の方の所を緩める働きがあるために起きやすくなる・・・
これからやってくる「大晦日、お正月」と、どうしても食べ過ぎや飲み過ぎになりやすい時期になります、最近とか?いやしばらく前からどうも「胸焼け」がとか?「ゲップが?よく苦いような酸っぱいような物が上がって来る?」なんて方は今のうちにお医者様にかかっておく方が良いと思いますよ・・・!
どうせ「飲み過ぎだ!」なんて決めつけて市販の「○○胃腸薬」「○田胃酸」などを「飲む前に、飲む」でなく、まず「チェック!」を・・・!
私ですか、そー、それほど飲まないので?これらの症状は有りません・・・!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!