フジミノリ

立秋を過ぎてと台風の影響でしょうか? あの「あっつー」と言うほどの朝からの暑さもなんとなくやわらかくなって居る様な・・・! それでも日中は32度前後と今までの35度、36度と比べると、たったの4度ほどでも随分と涼しいような気が・・・?
これってあのスッゴイあっさが8日ほど続いた為、身体が錯覚を起こしているのでしょうか? そうすると人間これが40度でも意外と耐えられ? その時には今の35度が意外と涼しい、気持ちいい、風が爽やか、なんて言ってしまうのですかね・・・?
でも、先週の8日の「立秋」ですが過ぎてからはホントなんとなく空の雲も見上げると「秋っぽく」見えてきませんか?

そして秋と言えば「実りの秋」、で先日も近くの果樹園に「フジミノリ」と言うブドウの種類を買いに行ってきました、「あっきー」ですか!
何と、この「ブドウ」は神奈川県の藤沢市が始まりだそうで、「巨峰」などよりも糖度が高く、味も良好で人気が高くブドウの農家でも人気が有るらしいのですが、実が枝から離れやすく、長距離の輸送には中々耐えられないと言うのが欠点で、果物屋さんやスーパーにも並んでも、ほんの短い時間で数も少ないそうです!
その「フジミノリ」が幸いにも近くの果樹園さんに有り、もちろん予約をしてそのお宅に行き、それから木から採ってくれるのでこりゃー、いくら枝から実が離れやすいと言ってもまだまだ! これ「175番」でした!  今年の物も結構、実の大きさも大きく「甘ーい」、もちろん普通はこの皮をむいてからなのですが、私はそのままで・・・
でも、その皮のままだと少し「エグイ」、でも良く果物などはこの皮と身の間に栄養が有る!とか言いますから、なるべく食べられるものはそのまま行きます・・・!
この品種、藤沢から広がり今では日本各地で栽培されているそうです、意外やお近くの農家やブドウ園などなさっている所にも何本かは有るかもしれませんよ、探してみてはいかがでしょう?  丁度、今が盛りらしくまた期間も短い為、その私の行く果樹園さんでも、この木が2本しかなく、後数日でおしまいと言っておりました、サー! 急がなければ・・・
このブドウと言えば皮の色が「赤、黒、緑」と三色に分けられるそうで、「フジミノリ」は「黒」でやはり抗酸化作用の「アントシアニン」などが多く含まれている様です、もちろん栄養価も高く、あの「甘酒」ではないですがこのブドウは「畑のミルク」とヨーロッパでは言われているそうです!
その始まりは、それこそ気の遠くなるような紀元前8000年までさかのぼるそうで、そこから数えるとなんと1万年以上も歴史が有るという事に、日本では弥生時代にブドウが確認されていて、野生のブドウも古くから存在していたそうです、現在の物は、元はヨーロッパの物とアメリカの物を掛け合わせ、日本の気候になじませ作られたものだそうです、そういえば甘ーい「フジミノリ」も「ピオーネ」と言う物と「井川682」と言う種類から作られたと言います
その効果も「眼の疲労回復」「高血圧の予防」「肝機能の強化」「疲労や老化の防止」とまさに年齢が進んだ方にはうってつけでは!  進んではいませんが私にも・・・?  そうなれば「善は急げ」ですから・・・
先程、皮のまんま食べると少しエグイと書きましたが、これを冷凍して食べると、この「エグイ」のがなくなりますよ!  是非、皮のまんま、丸ごといきましょう! あっ、でも真ん中に小さな種が一つ入っておりますからこれは出しましょうね!
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