今日はまた急に「なっつー」が来ました! どんなものかと言うと、今朝出かけに気が付いた「ミーン、ミーン」です、そうですこれ今まで気が付きませんでした、今年はこれが早いのかチョット分かりませんが今日気がつきました!
うーん! やはりこれ聞くと「なっつー」と、みなさまも思うでしょう? でもこれ毎日これから聞くと思うとうーん、これまた今までに輪をかけてさらに暑さが倍増しますねー!
でも、ですねこのセミ君ですが意外や一日中鳴いているわけでなく、その種類により鳴く時間帯が違っていて、そういう意味ではすみわけが出来ているそうです!ですからその鳴く時間帯でセミの種類を判別することが出来るそうです!
例えばですね、あの「ミンミンミン・・・」と言うか「シュワシュワシュワ・・・」と鳴くやたらうるさく、暑苦しい「クマゼミ」は午前中で、まず長い前振りが有りそれから一気に長ーく「ジー・・・」と鳴くアブラゼミや、名前と同じに分かりやすい「ツクツクホーシ、ツクツクホーシ・・・」と鳴くツクツクボウシは午後に、さらには夏も終わりのころになると朝夕にあの「ケンケンケン・・・」と鳴くヒグラシ、これ聞くとなんとなく夏も終わりかなー、と思わせる様な鳴き声で、暑さと言うよりもなんとなく涼しさを感じますよね? そしてもう一つは「ニィーニィー・・・」と高い声で絞るようにと言うか囁くように鳴くニイニイゼミは、これは朝早くから夕暮れまで鳴いているそうです!
ねー、このようにセミの種類を考えながら聞いてみると、意外とその暑さも少しは違いませんか? でも、やはり午前の「クマゼミ君」と午後の「アブラゼミ君」は暑いか・・・?
しかし、幼虫としては地下の生活がアブラゼミで約6年、全体で見ると短くても3年長いと17年とか言われます、そして俗には成虫になって1~2週間と言われておりますがこれは成虫の飼育するとそのくらいで死んでしまう事からで、自然では約一ヶ月ほどだそうです、それでも暗い地中に長ーくいてようやく出てきた明るい所でアッと言う間ですから、このやかましさもしょうがないか・・・?
それにしても何年も、それ以上何十年も暗い場所にいて、地中ですからその温度も野外ほどには暑さ寒さもない所で、見事にこの時期に一斉に目を覚ますのも見事ですよね? もちろん同じ仲間でも春に顔を出す「春ゼミ」や秋に出て来るものもおりますが、それはそれで約束通りなのでこれまた「お見事」ですよ!
そう言えばこのセミ君、今は分かりませんが以前沖縄に行った時にはこのセミを翅と脚を取り、火にあぶって食べると言う話を聞いたことが有りました、もちろん私頂いてはおりませんが確かその当時はまだ「食べてるよ!」と言っていましたよ!
でも、中国ではいろんなところでこの「セミ」は食べる習慣が有るようですよ、セミの羽化直前の幼虫を素揚げしてとか、煮つけとか炒めたり、成虫の羽根を取り、蒸してすりつぶしセミのお味噌を作り食べるとか、中々我々にはチョット「エグイ」感じが・・・? でもこのお味噌は食べる他にも腫れなどを抑える薬にも成ると言います! まさに「一石二鳥」では!
「医食同源」の中国ですが、今でもこのセミの抜け殻は「センタイまたはゼンタイ」と言われ生薬として使われ、かゆみを止めたり、解熱の効果もあると使われているのですよ! また、現在日本でも保険適用になり広く使われている漢方方剤の中にもこれ使われている物が有るのですが・・・!
でも、その方剤の名前を教えたとたんに、えー!と言って飲まなくなってはいけないのでここでは「・・・」としておきます! が効果ありとしてその処方に入っている物です、詮索しないできちんと飲みましょうね!
まー、そういう物もあるという事でした・・・!
しかし、これが聞こえだすと妙に耳に聞こえる様になり、まー「うるさ!」
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!