昨日から急の晴れ間、これも先日に発生した「台風トリオ」のせいなのでしょうか？ 久しぶりに太陽さんを見たような、しかしこれまた久しぶりに顔を出し前日までの雨、朝から蒸し暑い・・・、みなさま油断して日焼け止めなど塗らないで外に出ると、それこそたいへんですよ「後悔先に立たず」に！ くれぐれも出かける前には日焼け防止の御準備を！
そして、久ぶりの暑さと太陽でこうなると、さすがに「なっつー」と言う感じになりますよね？ 学校でも先月の１５日に行われた「プール開き」、でも今までのお天気では実際に入れたのは１～２日ほど、きっと子供達も昨日のお天気待ち望んでいたでしょう・・・！
昨日、水泳の授業が有った子供たちはきっと大喜び、「ヤッター」ですよね！ でも、今日明日はお休み・・・、「ざんねーん」！
でも、夏になると流行る「夏かぜトリオ」の「プール熱」「ヘルパンギーナ」そして「手足口病」、この「手足口病」が今年は流行りだしていると、一昨日９日に県が警報を発令したと出ておりました！ 患者様の９５％は６歳以下であると！
今年この警報は神奈川県だけでなく東京都をはじめ各県でもすでに出ている所が多いとのことです、確か最近ですと４、５年前に大流行したように覚えております！ ９５％が６歳以下とのことですが意外や子供達だけでなく、大人になっても罹ることもあるのですから、安心してはいけませんよ！ 何故かと言うとこの「手足口病」の原因になるウィルスが１種類でない為で、子供の時にかかったから大丈夫さ！なんて安心していると実は今年流行っているウィルスが違う時には、まさか・・・？ という事にもなりかねませんからくれぐれも、手洗いなどは続けて下さいね！
ただ少し安心なのは現在日本では重症化することはほとんどないと言われておりますが、ただ東南アジアなどではまれに重症化して「急性脳症」も起こすとの報告もあるそうですから、決して侮れない病気なのですよ・・・！
その症状は「手足口」と言うその名の通りに「口の中、手のひら、足の裏」などに発疹や水泡が出来、お尻や全身にその湿疹が広がりブツブツが出来ることもあるそうです！ 潜伏期間は３日から７日間ほどで熱も３８度ほどで、ただ全く熱の出ない方もいるそうです、熱はそのまましておいても３日以内には下がりますが、先ほどご紹介した様に重症化と言う事も有りますので、大丈夫なんて考えずに、まずは専門または「かかりつけの先生」に掛かりましょうね！ 「後悔先に立たず」です
潜伏期間も比較的短く一般に症状も軽いのですが、ところがこの病気感染の期間が反対に長い！ 症状が治まっても呼吸器からは長いと２週間、便からは４週間、まれには数か月間もウィルスが排出されることもあると言いますので、赤ちゃんなどのおむつの交換などの時には注意が必要です！
意外と長い感染期間ですが、その感染の経路はお口などからの「飛沫感染」と手などによる「接触感染」、おむつの交換などによる「糞口感染」です！ ですから、その予防はこまめな手洗い、咳やクシャミの時にはティッシュやハンカチなどで口や鼻をおおう、またはマスクをする、おむつの交換にも注意する、そしてタオルなど共有している物が有ればそれを避ける！などです
ただ、残念ながら、この病気の特効薬はないために熱が有ればその熱を下げる様なお薬と、その症状に合わせて対症的な方法になります、ただお口の中にも出来るのでその発疹で痛みが有り、お食事などが食べられなくなると脱水症状が心配になるので、十分の水分の補給は行ってください、食べる物も治るまでは、やわらかい刺激の少ない物にすると良いと思います！
また昨日からの蒸し暑さなどがあると、かゆみがひどくなりますので、まめに着る物を替えるとか、シャワーや身体を拭いて汗などはなるべく早めに取ってあげるのも良いと思います！
特に小さなお子様は、何か今までと違っている、なんて思った時には「大丈夫」なんて思わずまず「受診」をです！ 「後悔先に立たず」です・・・！
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です！
「後悔先に立たず」！
