「瓢箪から駒!」

昨日に比べ今日は暖かでしたが相変わらず強い南西からの風が吹いておりましたね、昨日は仕事で中にいる間は分からなかったですが外に出るとそりゃー異常に風が冷たく寒かったです、そのせいか夜の空がこれまた異常にきれいで風が強いせいで雲もなく、そりゃーお星さまがキラキラでした!
南西の方角にはきれいに存在感を表すように「金星」が輝いており、月は結構低い位置に出ておりました!  ほんと昨日は久々に綺麗な夜空でしたきっと周りが暗い場所に行けば「天の川」も見れたのではないでしょうか?

爆弾低気圧の影響ですか?ここ二三日風が強く、花粉が飛んでいるのでしょう、目や鼻の症状でお見えになる方が増えております、くれぐれも外出の時にはご注意くださいね!
そんな注意すると言えばこれからだんだん暖かくなると「食中毒」が心配になりますが、先日も珍しいのと美味しそうなので買った「イチゴが乗った道明寺」つい忘れて二日目に思い出して食べようとしたら、すでにイチゴは赤色でなく少し緑ぽい色に変わっておりました、今までは気温が低いからと油断していたのですが、とんでもない・・・!
そしてその食中毒の中で「アニサキスによる食中毒」と言うのが有りますこれは「アニサキス」と言う寄生虫と言うか回虫が原因なのです、特にその虫の幼虫が魚介類の内臓に寄生するのですが「サバ、アジ、イカ、イワシ、サンマ等」で、加熱や冷凍することで死滅すると言われておりますが、加熱などの処理が不十分であったりまた生で食べたりすると食中毒を起こします!
その症状は?と言うと胃で有ればおよそ食べて2時間から8時間ほどで激しい腹痛と悪心、嘔吐、腸であると10時間以上たってから同じように激しい腹痛そして腹膜炎を起こす、ほとんどは胃でが多い様ですが、もちろんこの症状はこの虫が胃や腸の壁を食い破ろうとするために起きる物でそりゃー、激しく痛いそうです、ほとんどその消化管の壁を貫通することは無いそうですが、もしも貫通してしまうと腹膜炎や肉芽腫等を発症することあると
その治療はと言うと開腹手術か内視鏡により壁に付いた虫を摘み、取り除くことしかないそうで、虫を取り除くとケロと症状は無くなるそうです、でも大変な事になりますよね!  この原因は時間の経ったお魚特に内臓を食べる事でなるそうで、たとえば例の今内視鏡で問題になっている例の県、確か海に面してないですし、万が一あの大学病院に運ばれて内視鏡です「大丈夫、かんたん、かんたん」なんて言われたらたとえ場所が胃でも、チョット・・・?
いずれにしても予防は新鮮なお魚一匹であれば速やかに内臓を外す、そして内臓は食べない!という事なのです、私は大丈夫まずならない、それはもちろんお魚嫌いなんで・・・!
今流行の「EPA]とか「DHA]でしたか? 健康の為にはいいのだ「青魚」はなんてその内臓などは・・・、クワバラ、くわばらですよ!
ところがここで話は終わらない! その「悪者アニサキス」がなんと人間さまの役に立つと! 寄生虫でもなんでも役に立つことはあるのですねー?
そんな悪者の虫の救世主が現れた「九州大学味覚嗅覚センサ研究開発センター」と言う長い名前の研究チーム、なんでもこの「アニサキス」ガンの患者様の尿の臭いを好むと! それも早期ガンを含め95%の精度でガンの有無を判定すると、さらにはガンの種類関係が無いそうでこの虫を50~100匹を実験皿に置いてそのお皿の隅に数滴の「尿」を垂らすと虫はガンである人の尿には95.8%の確率で近寄り、健康な人の尿には95%の確率で遠ざかると!
更にこれを研究することになったきっかけが4年ほど前にサバを食べて腹痛を起こした患者の「アニサキス」が胃壁に食いついていた場所が早期の胃がんで、逆に食中毒を起こしたのが幸いしたという事から始まったと!  考えてみれば「瓢箪から駒!」ですか?
だからと言ってみなさま「君子危うきに近寄らず」ですよ!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!