大事・・・！　三月九日！

今日は先日お話いました先を越され「あったかい沖縄」に出かけたスタッフに変わり現場に出ておりました、朝からお天気も良くありませんでしたが丁度午前が終わりお昼に入った１時頃からサラサラと霧雨が降ってきました、今日はこのまま夜まで雨ですか？
でもこの雨で少しは今日も患者様の多かった「花粉」も少しは落ち着くのでしょうか？　でもすでに症状が出てお薬をお飲みのみなさまはダメですよ中止しては！
「花粉症」症状が出たからとお薬を飲んでもすぐには効いてくることも少なく少しずつ効果が、アレルギーが抑えられ効いて来る物、折角効果が出ているのに今日は楽だからと、やめたりするとお薬の効果も切れてしまい、また最初からになってしまいますから、もー症状の出た方はこのシーズンが終わるまではそのままそのまま続けて下さいね！
そして今日は３月９日、、いったい何の日、だと？　　普通には「関門国道トンネル開業記念日」１９５８年の今日下関と門司市を結ぶ関門国道海底トンネルが開業した日だし、男子にはあまりでしょうがあの「バービー人形の誕生日」だそうです、生まれはトンネルの開業の翌年の１９５９年にアメリカのオモチャメーカーにより誕生したそうです！が
まさに今年この日を記念日にしたことが有るのです、それは「脈の日」、そうです３と９で「みゃ　く」で！　　これにはいま日本で国民病とまだ言われる脳卒中、その約６割が「脳梗塞」、さらにはそのその２～３割は「心原性脳塞栓症」そしてその８割近くは不整脈の一種「心房細動」なのです！
しかしその事があまり周知されていないために今日を「脈の日」そしてそれ以降一週間を「心房細動週間」とし啓発活動を行う！　　みなさまは大丈夫ですか？
「心房細動」字のごとくに心臓の心房が細かく震える病気なのですが、日本では６０歳以降の方に多く見られかつ女性より男性が多いそうです、その数おおよそ９０万人さらには検診などでも見つかりにくい物も入れると１４０万人以上になると！
もちろん心臓は心房と心室が収縮して全身に血液を送りだしているのですが、安静時には毎分約６０回ほど、ところがこの心房細動は心房のみが毎分４００～６００と不規則なリズムで震える、さらには心房のみが異常に動くので正しい収縮が出来なくなりこれが心室にも伝わり不規則な動きになってしまう、その為に症状としては動悸やめまい、また胸の不快感などが起きる、しかし中にはまったくこれも感じない方もいるそうです！
心房細動は心房の収縮が弱くなり血液がよどみ、血の塊ができやすくなる、そしてこの「血の塊」が何かの拍子にはがれ、脳の動脈が詰まってしまう、もちろん詰まってしまうのでそこから先には血液が流れなくなるので脳には酸素も栄養も行かなくなり脳細胞が死んでしまう、これが「心原性脳塞栓症」です、さらに怖いのはこの心原性脳塞栓症は太い血管を詰めてしまうので症状として身体に大きなダメージを与える
ですからリスクの高まる６０歳以上の特に男性は定期的な健診が大事ですし、ここでも普段の生活習慣が大事になります、やはり「適度な運動と栄養バランス、禁煙など、もちろん私も耳が痛い節酒もです」！
そして意外にもこれ自分で脈を取っていると発見すること多いので自分の脈がいつも時計の様に規則正しく打っているか確認することも大事な事になります、もしもたまたまでも乱れたり、あるいは早すぎて取りずらいなんてときは一度専門の先生に診て頂くのも良いと思いますよ！　　
是非、６０歳を過ぎたら血圧の測定と脈を自分で診てみるのも大事なお仕事に・・・！
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です！