乾杯!

今日は? と言えばもちろん「雛祭り」で、「桃の節句」とも呼ばれておりますが、もともとはこの「節句」は日本の暦の一つで季節の節目と言う日です、そしてこの日には昔宮廷において節会と言われる行事が開かれ年間には数々の節句の宴会が開かれたそうです、その回数があまりにも多かったので江戸時代に幕府により五回の節句を公的lな行事と決めたそうで、それが「七草の節句=人日(じんじつ)の節句、桃の節句=上巳(じょうし)の節句、菖蒲の節句=端午の節句、七夕の節句=七夕(しちせき)の節句、菊の節句=重陽の節句」の五節句なのです!
と言う事で元々は5月5日の端午の節句共に女子のお節句、男子のお節句という事でなく年中行事として行われていたのですよ、それがいつのころからか雛人形は女の子の物、5月5日の菖蒲の節句は菖蒲を「尚武」にかけて男の子の節句になったという事です!
もちろんお節句が宮廷の行事だったので始まりは平安時代の前から貴族の間で行われており、ひな人形などで遊び健康と厄除けを願った事が始まりで、それが武家社会にひろがり江戸時代には庶民にまで広がり発展し現在にもそれが伝わっているそうです!
私の所には女の子はおりませんので以前からあまり縁はなかったのですが、この雛人形をお母さんと御嬢さんが一緒に飾り付けをすることで、その愛情が受け継がれていくと言われております、いかかがですか?みなさまの所で女のお子様がいらっしゃるお家では当然もー、出されて飾ってあるのでしょうね?
まさか、今年はしまうのが面倒なのでやめたわ? とか飾るのは隔年なので今年は無し! とかは無いですよね?  確かに出してまたしまうのって面倒だし、さらにはしまうのは早くしまわないといけないとか…言いますからねー、隔年でと言うのも分かる様な・・・!  でも昔からの風習も大事にそして一年に一度出してもらうお雛様の身になればねー、もしもまだのお家あればせめて「お内裏様とお雛様」ぐらいはねー!
先日でしたか「スタッフブログ」にも出ていた様に、自分の身に置き換えたら? 「出してくれー」と言っているかも?  それとも「もう少し寝かせろ・・・」ですかね?
もちろん先ほど書いたように私の所は縁がないのですが、それこそ昔の様に七段飾りとか五段飾りなんて有った日にゃー、そりゃーどこに飾る?と言う様な状況に・・・? 三段でもねー?
でも知り合いのお家で見たものはやはりこれだけ出ているときれいですよね? これでもまだ全部でないらしく他にも付属の物が有るらしいすよ!
確かにこれしまう事考えるとねー、一年おきでいいかー!と言うのも分かる! でもね! 皆さん一緒に並んで喜んでいますよ!
もちろん一番上は「お内裏様とお雛様」その下は? これは「3人官女」この方たちはお姫様のおつきの人で家庭教師の様な方ですかね、その下には「五人囃子」もちろん鳴り物と言いう楽器を持っているわけですから楽団ですか? まー、にぎやかし? でもここは大事なところで、ここに並ぶ子たちは元服前の貴族のお子達でそれこそ目立てば「末は博士か大臣か」と言う大事な所で、 そりゃー、毎日気合が入る所です!
そしてその下は「右大臣」と「左大臣」でこの方たちはお殿様のおつきの男性です、えらいのは左側ですから「左大臣」が上座、見ている方からすると右側です、昔ですから年功序列だからでしょうか「左大臣」の方が歳上となっているのです、さらにはその下の一番下にはここ「仕丁(してい)」と呼ぶそうですが、ようは宮中の雑用をする人達だそうです!
これで五段、ほかにはタンスや長持、鏡台、針箱、火鉢、籠、重箱から最後は御所車まで入り七段にという事に!
こりゃー、絶対無理だわ!  出すのも大変だし、しまう事考えるとエライわ! それよりも先に置くところがないわ!
という事で、折角のお節句ですから食べる方だけはお付き合いで「ちらし寿司」と「ハマグリのお吸物」頂きますか!  みなさまのお家も今日はこれですか? 
明日は急の暖かさとか? 花粉には注意して、無病息災をお祈りしながら「乾杯!」
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!