辛抱、しんぼう!

みなさま今日はお昼に何をお食べになりましたか? と言うより、今日は食べました?
よく健康の為には一日一食で良いとか、二食いやいや、やはり三食をきちんと食べるのがとか?いろいろと言われておりますが、今流行のよくテレビに出るドクターは二食?が良いとご自分でも実践しておられるとか? 実は私も本来は人間一食または二食で良いのではと考えてはいるのですが、なんの根拠も有りません! ただ原始の時代には自分で狩りをして食べていたのだから当然一二食であろうと、また年齢により狩りで取れる物も違うのだから、その年齢に応じた物を食べていれば健康には一番良いのでは・・・? 今はお金があれば何でも食べられる「飽食」には成っているのでは、とは思います!
でもこの食べるという事は実はもともと持っている動きではなく、これ「訓練」をして食べると言う口の動きが出来るのですよ! ただ生まれた時に母親のお乳を飲むという事はこれ、反射的で生まれながらに出来ることなのです、人でなくても動物も生まれてすぐに母乳を探しに行きますものね!
そして次の「食べる」と言う口の動きですが人で言うと「離乳」と言われる練習が、赤ちゃんの口に合わせて食べると言う訓練をする期間なのです、だから大事なのです!
もちろん固形物と液体では口の動きは違いますが、まず「唇」で食物を感知する、それから液体の場合はすすりこみ、飲み込む、固形物は唇で口に入れそれを舌の奥に送り飲み込むと、どちらにしても「唇」が大事なセンサーの働きをするのです!
ですからこの唇を閉じると言う訓練が一番大事なのです、よくスプーンを浅くしか入れないのでダラダラと「こぼす」からとお口の奥に入れて食べさせていると、「食べるセンサー」の唇の動きの訓練になりません、必ずスプーンは赤ちゃんの下唇にのせて、そして唇で食べ物が取り込めるようにすることが大事なのです、最初はダラダラでもしばらくすると「すする、つぶす、すぼめる等」いろんな動きが出来る様になり上手に食べられるようになりますから、しばらく辛抱、しんぼう!
そして大きくなると上手に食べられるように、もちろん噛んでですが! ところがです、この噛むと言うと、慌ててなのか?良く自分で自分の「舌」を噛むことありませんか?
実は今日それをやりまして! まったくです、それも先でなく少し奥の方ですよ? 死ぬかと思った・・・!
しかし、この「噛む」と言う時には口のなかって上手に出来ているんですねー! だいいち、この噛むと言う時に舌はちゃんと引っ込んでいるんですよ、もちろん物が入り噛むという事の中で「舌」は唾液を混ぜ合わせ、食物を口の中のあっちこっちに移動して、かつ飲み込みやすくして物を奥に送って行く!
当然急いで食べたり、疲れた時などはかみやすいのかもしれません?  それと今は昔と違い固い食べ物が少なくなり、顎が小さくなり、ただ歯の大きさは昔と変わらないために歯並びが悪くなり、その結果舌や頬を噛んでしまうという事も多いそうです!
もちろん口の中は唾液があるので殺菌があるので多少傷が出来ても大丈夫? なんて考えがちですが、口の中もちろん唾液には殺菌作用はありますがその反面決して無菌ではありません、虫歯菌を始めいろんな常在菌がウヨウヨ・・・?
同じところばかりを噛んだりしているとやはり、いつも同じところに刺激が加わるのでその刺激により「舌癌」などの様に怖い病気にもならないとも・・・?
やはり、お食事は落ち着いてゆっくりと頂くのが良いのでは? すると食事はやはり一食に・・・?
せめて、夜のお食事ぐらいは・・・、おしゃべりに夢中になるとほーら!噛んでしまいますよ! 食べる口、しゃべる口も同じですのでほどほどに!
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