つい先日「久しぶりに海」と書きましたが、そこに来ていた若者たちから聞いた話ではつい最近に湘南に海水浴に行ったときに「電気クラゲ」に刺されたと言っておりました!
「電気クラゲ」みんなさんはご存知ですか? 確かに私が小さなころから言われておりましたが今でも言うのですね?
これは正式な名前は「カツオノエボシ」水面に出ている浮き袋が「烏帽子に似ていることから「カツオの烏帽子」となったと、でも烏帽子の前のカツオは何故カツオ? なのかは定かでは・・・?
大分昔に見た覚えはありますが、潜る所ではあまり目にしないので、最近はとんと忘れておりました、うーん!そういえば潜りには行きますが海水浴というものはほとんどないですねー!
もちろんこのクラゲは海の沖合で発生するのですが、この頭の浮き袋が帆となっって南風に流されて海岸近くに寄せてくる、特に湘南は南向きなので集まりやすのかな?
意外やもちろん風に流されてくるので海岸に打ち上げられることも、ところがこれが意外やとってもきれいに見える!
そー!見方によればあの長崎の「ビードロ」のようなガラス細工の様にも・・・?
ところが「美しい物には毒がある?」とかでこれにもとてつもない「毒」が!
海にいる時にはこの浮き袋、透き通っていて少し青い色をしているので意外と海に溶け込み分かりにくく、さらにはその浮きの下に長ーい触手を持っている、なんとこれは10メートル近くもあり長い物になると50メートルにもなるとか!
この触手に触れると強烈な電撃を受けたような激痛から「電気クラゲ」の別名が付いたと、さらにこの痛みが長い時間続く! この痛みは触手にある刺胞というごく小さい毒針が発射され、そしてそこに含まれる毒により引き起こされる
海に漂っている姿は「エイリアン」の様ですが、打ちあがって死んでいてもその触手は別の生き物で、浮き袋がきれいなプラスチックのように見えるので小さな子がつい触ってしまうと刺胞は打ち出されるので、やたら触ってはいけない、それこそアレルギーなどを持っていると大人でもアナフィラキシーショックをお越しひどい時は呼吸困難になることも
まだまだ暑い毎日が続きます、これから湘南に海水浴なんて出かける方はくれぐれもご注意を!
そしてもしも、もしもですよ刺されたら、それが海の中で有れば慌てずに急いで岸に戻りましょう! そしてくれぐれもそこをこすらない、そしてそーっと海水で洗い流す、厚手の手袋などをして触手を取り除く!氷などで冷やし早めに医療機関にかかることです!
昔からの言い伝えのような「暑い砂でもむ、とかお酢をかける」などはひどくすることに、さらにはこのクラゲには真水で洗う事も良くありません、しいて良いとすればアルコールをかけることですがともかく病院に行きましょう!
これからの湘南の海水浴には「日焼け止めとクラゲ除けのローション」をお忘れなく!
地域の「かかりつけ薬局」の「サン薬局」です!